側弯症とは

側弯症(そくわんしょう)とは背骨が側方にまがってしまい、体が疲れやすくなってしまう症状です。
側弯がひどくなるとまっすぐ立ったり座っているつもりでも肩の高さが違ったり、後ろから見ると背中が曲がっているように見えます。 また、背骨がまがると、肋骨も一緒にゆがみが出ますので、側弯がひどくなると肋骨に守られている肺や心臓に負担をかけてしまいます。
側弯症には大きく分けて2種類の側弯がありますので紹介させて頂きます。
@構造性(先天性)側弯症
構造性側弯症とは側弯に捻れが伴い、骨が変形を起こしてしまっている症状です。 幼児期〜成長期終了までの間で発症します。原因は不明ですが、女性に多い症状です。また、成長期を過ぎると構造性側弯症はそれ以上の進行や発症はしません。
成長期の段階で、レントゲン撮影等で構造性側弯症になっている事がわかれば、病院等で症状の悪化を防ぐコルセットを付けるという手段もありますが、 現在、病院やカイロプラクティックにおいて、この症状の完治は難しいようです。
しかし、カイロプラクティックでは、症状を緩和して悪化を防ぎ、痛みや疲れやすさを軽減させることは可能ですので、お悩みの方は是非一度ご相談ください。
A機能性側弯症
機能性側弯症は捻れは伴わず、単純に側方へのゆがみのみが現れます。こちらは年齢に関係なく起こりますが改善する事が可能です。原因としては、簡単に言うと背中の筋肉の使い過ぎによる、コリによるものです。この場合はカイロプラクティックでの改善が可能です。
側弯症で悩まれている多くの方が、病院で「側弯症です」と言われ、治らないと思われている方が多いのですが、 そのほとんどの方が、改善可能なこの機能性側弯症だったというケースが非常に多いです。
側弯は治らないから、と諦める前に是非一度ご相談ください。

